投手から転向の片山　打撃スタイルを模索

17日現在、イースタン・リーグ40試合で打率2割4分8厘と、思い描いた結果は残せていない。「状態がいいと思っても打てなかったり、悪いと思った時に打てたり。難しい」。7月12日の日本ハム戦（鎌ケ谷）で浦野博司投手から待望の初本塁打を放ったが、柵越えはこの1本にとどまる。
　自分に合ったスタイルを模索している。チームからは一発長打を求められているが、「配球を読んで、うまく打とうとしてしまう」と、投手出身らしい悩みを抱える。「しっかり振らないと本塁打は打てない」。巨人などで活躍した松井秀喜氏仕様のバットを振り込む日々だ。
精神面の成長必要／仁村徹2軍チーフコーチ

　打席での間合いの取り方などは着実に成長している。直球に差し込まれたり、変化球に泳がされたりすることで打撃のバランスを崩しがちなのは経験が足りないからだ。今後、クリーンアップを打つには精神面の成長も必要になるだろう。
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