移籍登録期間は、イタリア現地時間の8月31日の午後11時に締め切られた。サンプドリアのイタリア代表MFロベルト・ソリアーノと、ナポリのコロンビア代表MFフアン・スニガの交換トレードは、わずか4分間に合わずに移籍が破談となった。

 そして、サンプドリアのマッシモ・フェレーロ会長が締め切り時間の設定に異議を申し立てている。イタリアの移籍情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が伝えている。

 フェレーロ会長は「ソリアーノについて? これは少しばかりトリッキーなビジネスだったんだ。彼はコベルチャーノ(イタリア代表の練習施設)にいて、この場にいなかった」と、語った。

 ソリアーノ自身は、9月3日と6日の欧州選手権予選に向けてイタリア代表に招集されていた。そのため、問題が複雑になったという。また、締め切りのレギュレーションに対しても、明確に異議を申し立てた。

「キリストは1日を24時間で創った。11時までとは創っていない。なぜ午後11時に締め切りとしなければならないのか、理解ができない。(ナポリの)デ・ラウレンティス会長とは、電話での話で合意に至っていた。あとはタイミングが間に合いさえすれば良かったんだ」

 一方で、ソリアーノが自らの手元に残ったことについては、満足げな様子で語っている。

「まあ、最終的には素晴らしいプレーヤーが我々のクラブに残ったことをうれしく思っている。スニガ? 彼はソリアーノの交渉によるものであったというだけだ」

 映画プロデューサーを務める実業家で、派手好きとして知られるフェレーロ会長は、今夏の移籍市場における最大の悲劇と目されたこの移籍失敗について、ジョークを交えながら前向きに語っていた。
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